いなかねこ、田舎暮らし準備の40代夫婦です。
土地を買ってから1年、除草に追われました。
夏は大変です。春から夏にかけ、土地を覆っていたの笹を、足が踏み出せるように短く、ざっくりと刈り取ることができました。
これでひと仕事終えた安心感に浸っていました。しかし、それもつかの間です。
夏の頃、次は待ってたとばかり一年草が覆い繁り始めました。笹の勢いがなくなると、他の草が生えてくるのです。当然の自然です。
新たに陣地をとった草は、腰丈まで伸びるタイプでした。草名は知りませんが、ふわふわの白い綿毛をつける草でした。
最初はタンポポのような地と水平に這ったように草が生えていると思い、侮っていたところ、数週間後、腰丈まで茎が伸びていて、それに花を咲かせ、ふわふわと種を飛ばすじゃないですか。豊かな土地だったのか、草の勢いに圧倒されました。
急いで花が咲いている草を刈ったところで、すでに着地した種もありまして、温暖な同じシーズン中にが、再度芽吹き、茎がのび、花を咲かすと繰り返してくれました。
それでも一年草は秋が深まるころに芽吹くと、そのあとにやって来た寒冷日に枯れてしまいました。ほっとしました。
秋が深まるころ、土地のどんぐり木は、落葉します。落ち葉で覆われました。それも呆れるほどに。
土地の栄養になるのか、この葉っぱたち、それともどこかへ行くのだろうか。