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田舎に家を建てて移住したい

無垢床材を選んだ話

いなかねこ夫婦、アラフィフ。

家づくりしています。

 

工務店から提示された床材は無垢材。予算内で無垢の提案があったのは決めたこの一社のみでした。ですのでとても良心的ですね。

標準で選べるのはオーク、くるみ、アカシアの三種でした。

 

無垢材については、憧れもあり、床暖房をあきらめるという選択もしなければなりません。いなかねこ妻の親は床暖房推しで、ずーっと勧められていたんです。

それでもいなかねこ夫は、高気密高断熱で熱交換型第一種換気システムだから、家は温かいはずと信じて疑わなかったため、夫婦で検討した結果、無垢床にしようということになりました。

 

そして、いなかねこが選んだ床材は・・・

 

チーク!

左からオーク、くるみ、アカシア、そしてチークの15mm厚の板

 

工務店の標準三種類の中から選べなかったのです。

 

サンプル板を借りて、手で触り、感触を確かめ、何なら踏んでみたりしたら、実感できます。

アカシアは堅い、オークも堅め、くるみは柔らかい、そしてその間がチークでした。

さらに、マルホンさんにも行ってちゃんと調べました。

木の堅さは杉が柔らかく、順に

  (杉、ウェスタンレッドシダー )<< (くるみ、マホガニー、ヒノキ) < 

アメリカンブラックチェリー、ウォールナット、クリ、チーク)< 

(アカシア、ナラ、ホワイトオーク、タモ)

です。

その順の通り、触ると堅さ、柔らかさがわかります。

堅いと冷たく感じるし、柔らかいと温かく感じる。肌の温感も変わります。

 

いなかねこ妻の冷え性で耐えれそうな肌感は、チーク群まででした。

この中でチークを選んだのは価格が抑えられることでしょうか(ただ相見積もりしていないのではっきりと他の材との価格差があったのかわかりません)。

でも結局チーク床を選んだことで50万円ほどの追加費となりました。

 

色味についてはアカシア、チークは赤茶色ですが、オーク、くるみはベージュのナチュラル系です。

いなかねこ夫婦は唯一持参する家具がマホガニー色アンティークチェストということもあり、部屋を落ち着いた雰囲気にしたかったので、赤茶系の床材の方が良いというのも選んだ理由です。

手で触れて硬さと温感を確かめる

踏み板 ふみふみ


いなかねこ夫は、どちらかいうと端正で整っている方が好みです。残念なことに、チーク板はワンピースでなく、ユニタイプで、短めの板と長めの板が混在するタイプになりました。

それと板幅が90mmと、他の120㎜より狭めです。少々雑多感が出るかもですね。

グレードはセレクト。節は筋のような模様が少なめ、と解していますがどうでしょう。

無塗装品でしたのでクリアのオイル塗装をお願いしました。

トイレもキッチンも、チーク無垢にしたので、メンテナンス頑張らないといけませんね。

 

床って、家の出来上がりの寸前まで、どんな感じになるかわからないんです。内装工事始まってからも養生されていますからね。

出来上がりは後程。