いなかねこ、家づくりしています。
いなかねこ夫婦、気密をしっかりしたいのが1番の目標です。
ですが通気や換気もしっかり計画しなければ、室内の空気はダストや臭いでヨゴレ、二酸化炭素で息苦しくなる、そんな健康に過ごせない家になってしまい、問題あり。
すでに換気は、第一種換気するって、決めてるから、それで解決!
って訳にもいかないんですね。家づくりって。
実は、というか、基本の話、通気をしっかりせねばならないんです。
だから、いなかねこ夫婦、通気についてもしっかりちゃんと向き合うことにしました。
依頼した工務店によると、壁や通気は近年の一般的な方法で造る話。
つまり外観となる、外壁材から内側に透湿防水シート、構造材、断熱材、そして、家の内側となる石膏ボードで構成されたものです。
今どきの家は、先の壁でいうと、家の内と外の空気が行き来できるよう、外壁材と透湿防水シートの間に通気層があります。
ここが空気の通り道。部屋の中の空気の出口となります。
壁は層で構成されているため、簡単に空気は通りませんが、密閉ではないので、通るんです。
もちろん水を含む湿気も。
部屋の内側にある石膏ボードは湿気をとても通しやすい素材で、外側の断熱材まではツーツーでしょう。
つぎに断熱材は吹付けウレタン100倍発泡の場合、中は空隙が連続しているらしく、湿気の溜まりまたは通り道ができるようです。
となれば問題ないのかな…?とりあえず置いといて…
そして、次、構造材です。耐力壁となる合板が使われることも多いですが、これは、湿気を通しにくいのは、はっきりしている。
とすると、この合板の耐力壁で湿気は行き止まり、通気層まで行けなくなる。
ここで留まった水を含む空気に内外の温度差がうまれるものなから、結露してしまうという。
そんなイメージ持ちました。これが課題だね!
さらに次の合板耐力壁の外側は透湿防水シートなので、その名の透湿性は優れたもの、これは問題なさそうです。
やっぱ合板はどうにかしないと!
となると、構造上、耐力壁の合板は、通気のいいものを選ぶってことですね。
それは、あるのか?
あったんです!
石膏系のボードが!そう吉野石膏のボードです。
こちらを採用することにしました。
ちょうど、合板の値上げが始まったこともあり、価格は、合板より安く済みそうなのもメリットでした。面の耐力はやや劣るそうですが…
で、また壁について補足します。
断熱材と、石膏ボードの間について、前に気密シート入れようと検討し、やめました。
気密シートの役割に、防湿ってのもあるんです。この話触れていませんでした。
室内の湿気を壁に行かせない役割をしてもらおうという目的です。
でも、
いなかねこ夫婦は、気密シートやりません。
ですから、いなかねこ妻は結露について一抹の不安を感じたままですが、
耐力壁を湿気スルーにしたし、
どうにか、湿気ツーツーでいてください。
神様、家の守り神さま、たのもー。