いつでも田舎暮らし準備中

田舎に家を建てて移住したい

諦めたSE構法とセルロースファイバー

いなかねこ夫婦、温活中です。

魔法瓶のような家で、冬も温かくいたいと思い、家作りを目指してやってきました。

 

前述通り、

工務店決めました。

その時に、諦めたことがあります。

 

それは第2候補の工務店Yにできたことでした。

断熱材をセルロースファイバーとすること、SE構法(重量木骨)で建てること、です。

セルロースファイバーはいなかねこ妻の推しだったわけで、いなかねこ夫はそんなに興味なかったので、優先は半減しますが、それでも、妻は諦めたことになります。

 

候補から落ちた工務店Yの間取り図提案には、とっても惹かれました。たぶん、それはSE構法だからできた間取り…スパンを飛ばして大空間を作る、そんな間取りだったからです。

 

断熱材については、セルロースファイバーという紙素材は、安心安全のように思えて魅力的でしたよ。

 

候補から外した工務店Yの見積もり時、当初の間取り提案から10坪近い面積圧縮提案となり、交通費の三桁万円の計上があったものですから、予算枠であっても、最終的には候補外の端っこへ飛んでいきましたね、ビューっと。

坪数は希望の5坪少ないのは、妥協できませんでした。

 

また、セルロースファイバーは気密住宅とするのに少し技術的な仕掛けも必要そうですし(たくさん密度よくしき積めるといった)、SE構法で使う金物は、外気との接触があるためウレタン吹付けよのうな断熱でしっかり養生することが要でしょう。そんな懸念もありました。

が、それも見積もり次第だったわけで。

 

諦めたけど…ね。

 

 

 

結局予算の都合で選んだ工務店は、

SE構法はしないけど、APS構法ならする、

断熱材は吹付のポリウレタンをします。

 

APS構法ってあまり知られてないというか、調べても出てこないんですが、

これもスパンを大きく取れます。従来の木造軸組工法の延長線にある技術のようですが、従来必要な柱を省略できます。

これは魅力的でしょ。

 

断熱材のウレタン吹付けについても、断熱材を内断熱にして気密を作るには有利な方法です。なんせ、直の吹付けで密着させるわけですから、隙間はできないでしょう。

厚塗りすれば、誰でも気密にできそう…とか思ったりして。

 

そんなわけで、諦めたことはあるのですが、

工務店Yとのやり取りは、間取りの参考になったのでヨシです。